ぽんぽこたぬきのブログ

思ったことや出来事を書き殴るブログ

邦画ホラーの幽霊、かわいすぎる問題

皆さんはホラー映画をよく観られる方だろうか?

僕は昔から好きでちょくちょく観ている。

だがある時、このことに気づいてから僕は、ホラー映画をまともに楽しめなくなってしまった。このこととは、つまり

邦画の幽霊役がかわいすぎる!

 

僕の友人達にも話した、しかし誰も賛同してくれやしなかった。

「いや、怖いじゃん何言ってんの?」

「は?怖いに決まってるだろ」

 

こうした冷たい言葉をぶつけて、いつも僕の議論はすぐに終了させられてしまう。

だから!僕は今日ここで、僕の考えがいかに正しいかを、例を出して気のすむまで主張したいと思う!

 

 

呪怨』 伽倻子

邦画最恐映画とも歌われた「呪怨」それに登場するあまりにも恐ろしく強力な幽霊"伽倻子"がこちらだ

 

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うわーーー怖い!怖いよめっちゃ血濡れだしーーーー

 

こっち見てるーーヒィーーーーーー

うん、怖いよね。怖い。

 

・・・

 

騙されたと思ってもう一度だけ見てみません?

 

 

 

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・・・

 

・・・

 

あれ、かわいくない? 

・・・かわいい・・・あれ?かわいいぞ?

 

すごく整った顔をしてるし、綺麗な黒髪ロング、色白・・・

あれ、これ完全に清楚系美人じゃん!

 

ほんとにあった怖い話「奇怪な最終バス」に登場する幽霊

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怖っ。うん怖いよ、怖いけどさ、ちょっとよく見てみようか。目が白眼になってる、うんそこは怖いけど・・・

 

・・・

 

・・・かわいい!かわいいしよく見たらセーラー服だ、かわいい!

 

『バイロケーション』

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いや・・・もうさ・・・

怖くもなくない?

目があっちとそっちを見てるだけで、あとはもう超かわいいだけなんだが・・・

だって水川あさみだし・・・

 

ちょっとふざけてきてないか? 

 

呪怨 ザ・ファイナル』 伽倻子

これは今までとは少し趣向が違い、キャストにインタビューしてる時の写真だ。

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おい!!!!!!!!!めちゃめちゃかわいいじゃねえか!!!!!

左の平愛梨より断然かわいいってどういうことだよ!!!!!

普通に、トップ級の美人じゃねえか!ふざけてる!完全にふざけたな!!!

 

最後に

どうだっただろうか、皆さんも幽霊のことがかわいく見えてきたんではないだろうか。

そう、幽霊はかわいすぎるのである。つまり、めちゃんこかわいい子が頑張って怖い格好をして怖いことをやってるに過ぎないのだ。

この事実に気づいてから、幽霊が出るたびそのかわいさの方に目が奪われ、怖さが入ってこなくなってしまった。かわいさが怖さのノイズになってしまっているのだ。

しかも幽霊は法律で守られていない。かわいい子相手に何をしてしまっても許されてしまうのだ。

 

幽霊がかわいいことに気づくとこんな弊害もある。

『貞子vs伽倻子』という、最恐の幽霊同士が戦う作品があるのだが、

もう

黒髪色白美人二人による百合にしか見えなかった。

 

 

今後、皆さんがもしホラー映画を観ることがあったら、ぜひこの記事で述べたことに注目して鑑賞してもらいたい。

 

そこには、全く異なったホラー映画が見えてくるはずだ。

 

 

万引き癖があるヤバい知り合いの話

 

僕は東京のとある美大に通っている。

皆さんが持つ美大生のイメージは、どのようなものだろうか。

漫画「ハチミツとクローバー」を読んだ方なら、オシャレでカッコいい、というような印象を持っているだろう。

 

果たしてそれは正しいのだろうか?

皆が受験で必死に勉強をしている間、絵を描いて過ごし、べらぼうに高い学費を払ってくれる甘い親に育てられた連中だ。

本当の美大生の姿とは一体?

 

美大は社会不適合者のるつぼ

アメリカは人種のるつぼ、みたいな感じで言ってしまったが、この一言が全てだ。

頭のネジがぶっ飛んでいる、決してカッコいい意味ではなく、悪い方にイカれた人間が多い。

 

先日、朝登校したら、同じ学部の留学生が声をかけてきた。

拙い日本語で僕の名前を呼ぶ。

「たぬきー、たぬきー」

「なに?」

 

 

 

 

「脱法ハーブって合法?」

 

 

いや、怖すぎる!

なんだその第一声は!

僕が生きてきた中での"衝撃的な第一声ランキング”堂々一位だよ!

おそらく一生塗り替えられることなく死ぬまで一位だよ!

よくよく話を聞いてみると、彼の所属しているサークルが完全に脱法ハーブに侵されており、先輩から勧められて迷っているのだそう。

強く止めておいたが、できるなら僕に声をかける前に"脱法"の意味を調べてくれ。

 

他にも、無口で地味だと思っていた女の子が、行きずりの相手とキメセクしていたり、友人がマルチに騙され「絶対に企業で成功する本」上下巻二冊を50万で買っていたり、とにかくスキャンダラスな奴だらけだ。

 

ようやくタイトルに書いてある人物に触れるが、彼はそんな美大生たちの中でも特に印象深かった。 

 数え切れないほどの万引きを繰り返す、知り合いA

Aは同じ学部の同級生だ。 友人ではなく、少し話すことがある程度の関係で、パーソナルな情報はあまり知らない。

 

ある日、世話焼きの同級生が神妙な面持ちで話しかけてきた。

「たぬきさ、Aがめちゃめちゃ万引きしてるの知ってる?」

「・・・え?そうなの?」

「なんかもはや病的みたいでさ、作品の発表会やプレゼンの前になると、ストレスで頭がワーーーッってなって、気がついたら万引きしてるらしい」

「ええ・・・」

そして彼は、こんな話を持ちかけてきた。

「Aって上京して来てるから近くに親もいないじゃん?こんな話おおやけにもできないし。だから俺たち、毎日日替わりでAのそばについて見張ってるんだ」

「はあ・・・」

「だからさ、たぬきもこのシフト入ってくんない?」

 

(えぇーーー・・・いやバイトみたいなノリで言うなよ・・・絶対ヤだよ・・・)

 

内心そう思っていたが、彼があまりに真剣に頼むので、断れず承諾してしまった。それでAがまともになるなら、という思いもあった。

 

そして、ついに僕がAを見張る日、当日。

その日は作品の途中審査会があり、制作が遅れているAは教授に叱咤されていた。その後Aが買い物をしたいというので、 僕は常に目を光らせていた。

怪しいそぶりは見せなかった。時間も遅くなったので、夕飯を食べて解散する事になった。

 

(良かった・・・)

 

安堵感に浸りながら、僕とAははなまるうどんに入った。

他愛もない会話をし、食事を終え店を出た。

店を出て少し歩いている時、僕は何気なくAのズボンに目をやった。

すると

 

Aの右ポケットだけ、ビッチャビチャになっていた。

 

瞬間、僕はAが過ちを犯したことに気がついた。

「おい!おま・・・お前それ!やっただろ!出せ!今すぐ出せ!」

激しく問い詰めると、Aは震える手をポケットに入れ、何かを握りしめる。手を出し、ゆっくりと開くと、それは

 

ボロッボロのエビ天だった。

 

 

しかも直で。

 

Aは、僕が一瞬目を離した隙に頭がワーーッとなり、こう、セルフで天ぷらを取るところから、エビ天を鷲掴みにしてポケットに入れたのだ。

驚愕した。だがこのまま帰れる訳がない。僕はAの手を引っ張ってはなまるうどんに大急ぎで戻った。

 

店内にいる女性の店員を呼び止め、Aに言わせた。

「・・・あの・・・これ、盗んじゃいました・・・」

 

店員は、明らかに怯えていた。

 

そりゃそうだ。大人がエビ天だけ握り締めて。エビ天を直で盗んでも、ポケットが油でダルンダルンになるだけなのだ、万引きをした側にもデメリットしかない。

 

そんな奴、怖すぎる。

 

店員はしばし呆然と立ち尽くしたあと、「店長を呼ぶので奥の部屋に来てください」と、バックヤードに通された。

 

パイプ椅子に座り、机の上にボロッボロのエビ天を置く。2,3分ほど待つと店長が現れた。

 

店長も、明らかに怯えていた。

 

重ねて言うが、エビ天を盗んでもポケットがダルンダルンになるだけなのだ。万引きをした側にも何のメリットもない。

 

そんな奴、怖すぎる。

 

僕は全力で謝った。Aにも何度も頭を下げさせ、ストレスで頭がワーーッとなることも全て説明した。

僕らの話に、店長はドン引きしながら頷き、少し間を置いて言った。

「そっか・・・今回は少額なものだし、反省してるようだから、いいよ、このまま帰りなさい」

店長には、もうこれ以上こんなやばい奴と関わりたくない、というような恐れの感情も見て取れた。

よくないのかもしれないが、僕は安堵し、最後に深々と頭を下げた。店長は続けて言った。

「このエビ天だけなんだね?じゃあいいよ、偽りがないなら。その代わり、こういうことはこれっきりにしなさい」

 

「すいませんでした・・・ありがとうございます・・・!」

僕は出来うる限りの感謝を示し、Aに「帰ろう」と声をかけた。

 

Aは、なかなか席を立とうとしない。

その場でうつむいてモジモジしている。

 

1分ほどの沈黙が続いた後、Aは切り出した。

 

「あの・・・これも・・・」

 

 

Aは左ポケットから、おいなりさんをとりだしたのだ。

 

もちろん、直で。

 

机に直に置かれるおいなりさんとエビ天。

僕はその光景に愕然とし、ただ立っていることしかできなかった。

 

「・・・警察、呼ぶね」

店長は極めてバツの悪そうな顔をして通報し、Aはパトカーに乗せられていった。

 

一人取り残されて店を出たとき、真っ白になった頭で確信した。

 

 

美大は、社会不適合者のるつぼだと。

 

岡山のド田舎で行われる、サル軍団とおじいの戦争

 

あれは、ちょうど20年前。僕がまだ幼稚園児だった頃の話。

 

僕のおじいは、岡山県井原市という、僕の家から車で二時間ほどかかる、ド田舎、というか山の中に住んでいた。

1年に2,3回、両親に連れられおじいの家を訪れていた。

おじいの家は昔ながらの日本家屋で、庭も広い。

その日も、井戸の水を汲んでみたり、庭のど真ん中に生えている大きな桃の木に登ったり、小石ばかりが山ほど入っている謎の木箱を見つけたりして遊んでいた。

おばあが作った夕飯を食べて団欒をしている時、窓から夜空を見上げたおじいが、ふと言った。

 

「こりゃ、明日は来るじゃろうな」

 

 その言葉が何を意味するのか、少しも知らない僕は気にとめることもなく、早々に布団に入った。

 

次の日

 

朝6時、いや5時半にすらまだなっていないような早朝に、突如おじいに叩き起こされた。

「起きぃ、起きぃ!来たで!ほら行くで!」

眠い目をこすりながら、言われるがまま庭に出た僕は、塀のすぐ先にある山を見て、震え上がった。

 

山頂に、30、いや40匹は居るだろうサル軍団が、ずらっと横並びになり、じっとこちらを睨みつけていたのだ。

 

狙いは、桃の木。

 

殺される、そう思った。40匹のサルに対して、こちらは幼稚園児。

やられる。全身が震え、足がすくんで動けない。サルから視線をそらすことすらできない。怖い。誰か助けて。そうだ今はおじいしかいない。おじい、おじいは一体今どうしているんだ?震えながら横を向きおじいを見ると、

 

ウソップしか持ってないような巨大なパチンコに、石をこめサルめがけて構えていた。

 

なんだこれは!?何が起きているんだ?というかこれから何が起ころうとしているんだ!?あ!よく見たらおじいの足元に、昨日見つけた石が山ほど入ってる木箱がある!

 

再びサルに視線を戻す。睨み合うおじいとサル。緊張したこの時間は、今思い返すと1時間にも感じられたが、実際は数十秒ほどであっただろう。

突如、サル軍団の真ん中にいるボスザルがウキィィィィィと叫んだかと思うと、

サル軍団がおじいめがけて一斉に山を降りてきた!

 

ドドドドドドドドドドドドドドドドドド!

 

う、うわあーーーーーー!

 

やばい!やばいってこれ!殺される!おじい!おじいーーー!

 

瞬間、おじいは石を撃つ

 

バチィィン!

ウキャァァァアア!

 

おじいが撃った石は見事サルの胴体に命中し、そのサルは山へと逃げ帰っていく。

石を撃つ、サルにあたり逃げる、石を撃つ、サルにあたり逃げる、もう石を5個ほど握り連射する。

そうして、

40匹いたサルが30匹になり、20匹になっていく。

 

もう完全に、オーク相手に無双するレゴラスそのものである。

 

頑張れ!頑張れレゴラス!じゃなかったおじい!

サルたちはもう山の半分ほどまで降りてきている。 

迫り来るサル軍団、迎え撃つおじい。

頑張れ!いけるか!?早くしないと塀を越えて侵入されてしまう!

 

あと5匹!やばいサルが山を降りきってしまった!あと3匹!もう塀の間近だ!あと2匹!いけ!おじいいけ!ついにあと1匹!

うわああ!

ついに塀に足をかけるサル!

 

うわあああああ!ついにきたあああ!おじいとサル、その距離1メートル!

 

バチィィィン!ウキャァァアア!

 

 

 

 

・・・

 

やった・・・

 

ついにやった!

 

桃の木の防衛に成功した!

 

最後の一匹が逃げ帰ったあと、僕はヘナヘナとその場にへたり込んでしまった。

そんな僕に、おじいはさも何事もなかったかのように「朝ごはんにするで」と声をかけた。

この日のこと、あの光景は、今でも鮮明に思い出せるほど、強く、強く記憶にきざまれた。

 

 

 

 

そして今年の正月、上京して忙しかったのもあり、数年ぶりにおじいの家を訪れた僕は、この話をおじいに覚えているか尋ねてみた。

 「はっはっは、そんなこともあったかの」

 おじいは、本当になんでもないことのように言った。僕にとっての一生忘れられない出来事は、おじいにとっての日常でしかなかった。

 「今でもまだサル来るの?」

「ああ、まだ来るでえ。でもわしも年とって、あの頃のようにはいかんようなったけん、もっぱら今はこれじゃなあ」

 

奥の部屋から戻ってきたおじいは

ゴッリゴリのエアガン(ガスガン)を5丁持っていた。 

ハンドガンとかじゃない、長さも1メートル弱くらいあるガチのやつだ。

「こっちのマシンガンは40発装填できる。こっちのは威力がすごくて100均のフライパンならすぐ穴あけられるで」

 

驚きで話についていけていない僕を尻目に、おじいはさらに流暢に話す。

「ほんで、わしがエアガン使っとる言うたら、みんなそりゃあええ言うて、買い方がわからんけんわしにも買ってくれー言うんじゃ。じゃから、みんなの代わりに買ったげて、そのお駄賃として3000円ずつ貰っとったら、これがすげえ小遣いになるんじゃ。」

 

なんてこった。

 

おじいは、武器商人になっていた。

 

数年間会っていない間に、そんなことになっていたとは。しかもよくよく話を聞いてみると、その集まったお金で去年の頭にビットコインを買い、とんでもなく儲けたらしい。 

昔から新しい物好きなおじいだったが、今や仮想通貨にまで手を伸ばしていた。

 

本当に、いつになってもエキセントリックなおじいだった。

長生きして、ぜひまた僕を驚かせてほしい。